先週土曜の福岡での仕事の後、新幹線と電車を乗り継ぎ関門海峡を渡って山口県下関へ。後泊を決め込んで名物ふぐを堪能してきました。ちょっと足を延ばして、観光名所に立ち寄るのが全国を巡る仕事の醍醐味。翌日は下関の唐戸市場へ。ふぐやクエなどの魚を買うことができるのはもちろんですが、驚いたのは握り寿司がずらりとショーケースに並べられ一貫から買うことができるということ。くじら一貫400円、のどぐろ800円、クエの寿司もありました、一貫400円。決して安くはないですが、お鮨屋さんで頂いたらもっと高いでしょう。東京ならなおさらです。この日の目玉は「大トロ一貫300円」これは安い!ここには行列が出来ていました。こんな市場が近くにあったら通ってしまいそうです。
先般、ニューヨーク・タイムズ紙が「2024年に行くべき52か所」を発表しましたが、山口県山口市が選出されていました。 ニューヨーク・タイムズ紙 は、皆既日食が見られる北アメリカ、フランス・パリに次いで3番目に山口市を紹介しています。その魅力は「西の京都とも呼ばれ、過度な観光客に悩まされることが少ないコンパクトな都市」ということですが、確かに今や京都はオーバーツーリズム状態。3月に京都で仕事があるのですが、賢く探さないとホテルがべらぼうに高い。今や主要都市のホテルは随分値上がりしておりビジネス泊にも影響が出ています。今回の福岡での仕事でも、博多の街には人が溢れていました。タクシーの運転手さんに聞けば博多は韓国からの観光客がとても多いとか。インバウンド需要の高まりで、これが円安を相殺してくれているのだと思いますが、やはり旅をするならゆるりと過ごしたい。ということで「西の京都、山口市」がオススメなのだそうです。とはいえ、2023年には岩手県盛岡市が選出されインバウンド特需に沸いたと報じられていますので、2024年は山口市が盛り上がりそうです。
下関市は、それほど人は多くありませんでした。唐戸市場には韓国の方も多く観光にいらしていたようですが、それでも京都、博多に比べればまだまだ穴場です。帰りは宇部空港を使いましたが、ここで発見した「削りかまぼこ」。かまぼこをかつお節のように薄く削ったものですが、おうどんにふわりとトッピングしたりお吸い物にしたりと食卓が彩られて楽しい。ぜひ宇部空港を利用する際は削りかまぼこを見つけてお土産にどうぞ!