通期予想は据え置きながら進捗率が80%以上となった12月決算銘柄は
10月下旬からスタートした3月決算企業の上期決算発表と並行して行われていたのが12月決算企業の第3四半期決算発表で、それも11月14日で終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると経済正常化による需要の回復や値上げ、円安などを追い風に通期の営業利益の見通しを上方修正する銘柄もみられましたが、その一方で業績予想を据え置いた企業もありました。
しかし、業績予想を据え置いた銘柄のなかには通期予想に対する第3四半期の営業利益の進捗率が80%を超える水準となったものもあります。例えばホシザキ(6465)は新型コロナウイルス禍からの回復で飲食店の客足が戻り設備投資の需要が高まっていることなどから第3四半期の営業利益が前年同期比で55%近い増益となり、据え置きとなった通期予想に対する進捗率が96%超となっています。