上方修正で最高益更新の可能性がさらに高まった12月決算銘柄は
10月下旬からスタートした3月決算企業の上期決算発表と並行して行われていたのが12月決算企業の第3四半期決算発表ですが、それも11月14日で終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると経済正常化による需要の回復や値上げ、円安などを追い風に通期の営業利益の見通しを上方修正する銘柄もみられました。
そこで今回はTOPIX500採用の12月決算企業のなかから最高益を見込んでいた通期の営業利益の見通しを上方修正したことで最高益更新の可能性がさらに高まった銘柄をピックアップしてみました。例えば日本ペイントホールディングス(4612)は日本やトルコにおける原材料費率の低下などにより1580億円とみていた通期の営業利益の見通しを1680億円に引き上げたことから最高益更新の可能性が一段と高まっています。