コンセンサス予想を上回る強気の上方修正に踏み切った2月決算銘柄は

9月下旬からスタートした小売り企業を中心とした2月決算銘柄の上期決算発表も先週で終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、経済活動の再開やサプライチェーンの改善、値上げなどを追い風に大幅な増益となった企業もみられます。そしてそうした銘柄のなかには通期の業績予想を上方修正したものもあります。

そこで今回は通期の業績予想を引き上げた企業のなかからコンセンサス予想を上回る強気の上方修正に踏み切った銘柄をピックアップしてみました。例えばアダストリア(2685)は外出機会の増加を背景に客足が回復し主力ブランドの販売が伸びていることに加え、値引きの抑制などで客単価の上昇が見込まれることなどから140億円とみていた通期の営業利益の見通しをコンセンサス予想を12%以上上回る180億円に上方修正しています。

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もう一つのヒント

10月27日の決算発表スケジュール

先週から3月決算企業の上期決算発表がスタートしています。当初は決算を発表する企業も多くありませんでした。しかし、それも徐々に増え27日は信越化学工業(4063)やコマツ(6301)、日立(6501)、オムロン(6645)、キーエンス(6861)などが決算発表を予定しています。

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