市場の期待を上回る強気の上方修正に踏み切った12月決算銘柄は
7月下旬からスタートした12月決算企業の上期決算発表も8月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると折り返しの上期決算ということもあり通期の業績予想を見直す企業が多くみられました。そしてそうした銘柄のなかには市場の期待を上回る強気の上方修正に踏み切ったものもあります。
そこで今回はTOPIX500採用の12月決算企業のなかからコンセンサス予想を上回る上方修正を行った銘柄をピックアップしてみました。例えばすかいらーくホールディングス(3197)は売れ行きの悪いメニューを取りやめることで利益率の改善が見込まれるうえ、物流費や水道光熱費を抑える取り組みも期待できることから通期の営業利益の見通しをコンセンサス予想を48%以上上回る100億円に上方修正しています。