子供に夏休みの宿題を教えていると、さっきやったところだよね・なぜここに気が付かないの・もっと俯瞰的にみて!…などなど思ってしまいます。去年まではそれで終わっていたのですが、ふと思えば私も今年は学生です。先生に色々と質問しているわけで、子供に言っていることがすべて自分にも当てはまることに気づいてしまいました。
その道のプロや先人から学ぶことは多いですね。そんな今まさにご先祖様を想うお盆の時期。先人の知恵や文化についても考えさせられます。子供のころは祖父の家に集まって法要・食事会がありましたが、大人になった今は暮らし方も変わり、我が家の場合は帰省するものの特に行事はありません。そんな中で先週月曜日に日本経済新聞で養老孟司さんの死生観や現代社会におけるあるべき弔いについての記事を読み、色々考え、答えは無いもののまずは伝統的な行事には触れて、伝えていくべきかと思いました。時代が変化する中でも変わらない部分、変わった部分、変わるべき部分とあるでしょうが、合理性や効率性だけにとらわれるべきでは無いですね。伝統や風習の持つ精神的・普遍的価値に触れていきたいと思います。