週末時間があるときに釣りに行きます。
ぼーっと何も考えない時間を過ごしたくて始めたのですが、実際は釣り上げたくて多くのことを考えてしまいます。

半日くらいやっていると、その中ですごく釣れる気がするタイミングが訪れます。
しっかりタナが取れている(魚のいるところに餌をあてられている)確信があるわけですが、ゾーンに入っている時間帯とも言えるでしょうか、あくまで一瞬ですが。麻雀をしていても、プレゼンテーションをしていても、似たような調子の良い時間帯が訪れることがありますが、この一瞬をできるだけ伸ばしたいものです。

感覚が研ぎ澄まされているその域に達するには(計り知れないほど)多くの経験が必要と言われます。
一方で脳機能の研究では知能の分野によってピークとされる年齢が異なるそうです。
瞬発的な処理能力は18歳がピークと早いものの、集中力は40歳代、新しい情報を学び理解する能力が50歳代、さらに語彙力は60歳代後半がピークなど、高齢になるにつれ能力が向上する分野もあります。年齢とともに深まっていく知能を上手く活用することで、感覚の研ぎ澄まし方も変わっていくのでしょうか。
とりあえず、釣った魚を上手く捌くことも学ばないといけない今日この頃です。