2023年3月期の営業利益が前期比で3割増となった銘柄は

4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も15日でほぼ一巡となりました。その決算発表を振り返ってみると、エネルギー価格の高騰や原材料高などの影響で減益となった企業もありました。しかし、その一方で円安や経済活動の再開などを追い風に増益を確保した企業も多くみられました。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業を対象に2023年3月期の営業利益が前期比で3割増となった銘柄をピックアップしてみました。

例えばマツダ(7261)は収益性の高い多目的スポーツ車(SUV)などが販売改革の成果もあり米国を中心に好調だったことや、販売奨励金(インセンティブ)が抑えられたことなどから2023年3月期の営業利益が前期比で36%余りの増益となっています。また、東洋水産(2875)もコスト高を価格転嫁する値上げが進んだことなどから2023年3月期の営業利益が前期比で35%を超す増益となっています。

2023年3月期の営業利益が前期比で3割増となった主な3月決算銘柄はこちらからチェック