上方修正で最高益更新の可能性が一段と高まった3月決算銘柄は

1月下旬からスタートした3月決算銘柄の第3四半期決算発表も2月中旬で終わりとなりました。原材料高の影響などで業績予想を下方修正する企業もみられましたが、その一方でインバウンド需要の回復や円安、値上げなどを支えに業績予想を上方修正する企業も少なからずみられました。そしてそうした企業のなかには上方修正で最高益更新の可能性が一段と高まった銘柄もあります。

そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから営業利益の見通しを引き上げたことで最高益更新の可能性がさらに高まった銘柄をピックアップしてみました。例えばダイキン工業(6367)では環境性能の高い空調機器が米州や省エネ暖房機器が好調な欧州で堅調に推移していることから通期の営業利益の見通しを3630億円から3720億円に上方修正したことで2022年3月期の最高益を更新する可能性が一段と高まっています。

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