上方修正で一桁の増益予想が二桁の増益予想となった3月決算銘柄は

1月下旬からスタートした3月決算銘柄の第3四半期決算発表も2月中旬で終わりとなりました。原材料高の影響などで業績予想を下方修正する企業もみられましたが、その一方でインバウンド需要の回復や円安などを支えに業績予想を上方修正する企業も少なからずみられました。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業を対象に上方修正で一桁の増益予想が二桁の増益予想となった銘柄をピックアップしてみました。

例えば塩野義製薬(4507)では新型コロナウイルス治療薬「ゾコーバ」の利益貢献を国内での緊急承認を受けて見直したことなどから通期の営業利益の見通しを引き上げたことで9%近い増益予想が33%を超す増益予想となっています。また、ゴールドウイン(8111)でもインバウンド消費が回復し高価格帯商品の売り上げが伸びていることなどから通期の営業利益の見通しを上方修正したことで3%の増益予想が23%の増益予想となっています。

上方修正で一桁の増益予想が二桁の増益予想となった主な3月決算銘柄はこちらからチェック