決算発表後に証券会社が目標株価を引き上げた12月決算銘柄は
1月の下旬からスタートした12月決算企業の本決算発表も2月中旬に終了となりましたが、それからおよそ1ヶ月が経過したこともありアナリストによる業績や投資判断、目標株価の見直しもある程度進んだと思われます。そこで今回は2月14日以降に決算を発表したTOPIX500採用の12月決算企業のなかから決算発表後に目標株価の引き上げがあった銘柄(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのがブリヂストン(5108)です。原材料価格の高騰を値上げと販売拡大でカバーすることで2023年12月期の継続事業ベースの調整後営業利益が前期比で5%を超す増益となる見通しを発表したことから決算発表後に4社が目標株価を引き上げています。また、2023年12月期の営業利益が4%を超す増益となる見通しを発表したアサヒグループホールディングス(2502)でも同じく4社が目標株価を引き上げています。