減益ながら会社予想を5%以上上回って着地した12月決算銘柄は

1月下旬からスタートした12月決算銘柄の本決算発表も17日で終わりとなりました。円安などで増益を確保した企業もみられましたが、その一方で原材料高の影響などで減益となった企業もありました。しかし、減益となったものの会社予想を上回って着地した銘柄もみられます。そこで今回はTOPIX500採用の12月決算企業を対象に減益ながら会社予想を5%以上上回って着地した銘柄をピックアップしてみました。

例えば住友ゴム工業(5110)では原材料やエネルギー価格の高騰が響いたことで2022年12月期の営業利益が前期比で70%近い減益となりましたが、海上輸送コストの負担軽減や経費削減を進めたことなどにより会社予想を66%以上上回っています。また、横浜ゴム(5101)も2022年12月期の営業利益が前期比で17%を超す減益となったものの会社予想を14%近く上回っています。

減益ながら会社予想を5%以上上回って着地した主な12月決算銘柄は