第3四半期の営業利益が50%以上の2桁増益となった3月決算銘柄は
1月下旬からスタートした3月決算銘柄の第3四半期決算発表も14日でほぼ終わりとなりました。原材料高の影響などで減益となる企業もみられましたが、その一方で円安などで増益を確保した企業も少なからずみられました。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業を対象に第3四半期の営業利益が前年同期比で50%以上の2桁増益となった銘柄をピックアップしてみました。
例えばコマツ(6301)は資源高が追い風となり北米や中南米、東南アジアで鉱山機械の需要が拡大していることや、コスト上昇分を上回るペースでの建機の値上げ効果もあり第3四半期の営業利益が前年同期比で54.9%増となっています。また、アドバンテスト(6857)も自動車や高性能コンピューター、産業機器などに使う半導体向けの装置需要が好調に推移したことなどで第3四半期の営業利益が前年同期比で59.4%増となっています。