先週、テスラの好決算を受けて、BTC(ビットコイン)は2023年の年初来高値を更新しました。テスラ株は年初から40−50%の上昇を演じており、堅調に推移しています。1月25日に発表された同社の決算でBTCが売却されていないことも明らかになり、安堵感から買い戻しが入ったようです。その後300万円付近で停滞していましたが、1月29日(日)さらに上昇しました。

今週は、FOMC(米連邦公開市場委員会)や米雇用統計の発表など、注目のイベントが盛りだくさんです。FOMCで金融引き締めが決まれば、一旦反落するでしょう。そこは買い場だと思います。雇用統計が好調な結果となれば、マーケットはドル高継続と判断するでしょう。高値掴みとならないように注意しつつも、下がったところでは買いを検討する姿勢で今週も変わりありません。

詳しくチャートを見ていきましょう。

BTC(ビットコイン)、まもなく完全ボトムアウトか

【図表1】BTC/JPY 日足チャート
出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)

BTC/JPY日足チャート分析です。

下降トレンドラインを右方向に明確に抜けてから10営業日以上が経ちました。このトレンドラインをほとんど割り込むことなく天井圏で推移していることは上昇が強い証拠ではないでしょうか。目先、レジスタンスラインの315万円前後を目指す展開になると思います。

移動平均線も短期、中期、長期と綺麗に並びました。SMA30(1ヶ月移動平均線)がサポートとなると思いますので、深い押し目が入っても265万円程度で考えておいた方が良さそうです。

【図表2】BTC/JPY 4時間足チャート
出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)

4時間足に時間軸を落とします。

アセンディングトライアングル形状で上値をわずかに更新しました。このまま上昇していくのではないかと思います。よって、深い押し目での買いは諦めた方が良いかもしれません。上昇トレンドラインで浅い押し目が入ることを前提に考えると、303-305万円が今週前半の押し目の買いポイントとなるでしょう。

一方で、4時間足のSMA30(黄色)もこの上昇トレンドとリズムが合っているので、押し目買いの目安として考えると良いでしょう。

ETH(イーサリアム)、上昇トレンドラインとSMA30を意識した展開

【図表3】ETH/JPY 日足チャート
出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)

続いて、ETH/JPY日足チャート分析です。

直近高値は21万7000円付近となっており、BTCと比べるとETH(イーサリアム)は少し勢いがありません。形状は悪くないので、少し遅れて上昇を再開するように思います。

この高値を超えると、24万4000円が意識される展開となるでしょう。この水準はFTXショック前の高値水準です。ここを突破できれば、週足レベルでもボトムアウトが見込まれそうです。

2023年の夏以降にETHは「シャーディング」というトランザクション処理速度の向上が望めるアップデートが控えています。それに向けた最後の仕込み場になる可能性があります。BTCと同じく、浅い押し目となるかもしれません。

イメージとしては、緑色のトレンドラインからの押し目買いをイメージしています。深い押し目を作る場合は、SMA30を意識しておくと良いでしょう。現在は18-19万円で推移していますが、徐々に上がっている状況です。日によって変わるので細かいレートには言及しませんが、1ヶ月移動平均線で拾うパターンも2つ目の戦略として考えられるでしょう。

今週も買いポジションをキープしつつ、押し目買い狙いで見ていきたいと思います。