毎週月曜21時から開催している「広木隆のMonday Night Live」でいただいたご質問のうち、セミナー内で回答しきれなかったご質問に広木隆が回答いたします。回答対象とするご質問は、サイトへの掲載を考慮して選択採用とさせていただきます点についてご了承くださいますようお願いいたします。
Q.アメリカが利下げに転じるのはいつ頃か
アメリカが利下げに転じるのはいつ頃と予想していますか。本格的に株が上がるのは利下げしてからでしょうか。
回答
相当先だと思います。株は利下げを待たずしてその前に上がるでしょう。
利上げ停止、景気減速が底打ち~景気回復へ、というサイクルを好感するのがその理由です。
Q.今後アメリカ株の調整はありますか?
■米国10年債は3%前後で推移しているので今の株価は少し高すぎると感じます。今後調整はあり得ますか?その場合、下値はどのくらいでしょうか?(Black10様)
■アメリカ株の9月の指数は弱い印象があります。一回、2番底を探してから年末高というイメージでいいでしょうか?(武藤様)
回答
従来から述べている通り、いまのS&P500の業績では、長期金利が3%を超えるとS&P500の4,000ポイント台は正当化できません。割高感から一旦、調整必至です。それが今起きていることです。
Q.アメリカの景気後退懸念について
■アメリカのインフレ、景気後退はどうなるでしょうか?(G様)
■米国、景気後退懸念は後退したのでしょうか?(ルイボス様)
回答
まだ根強く景気後退懸念は残っていますが、景気後退には至らないというのが僕の見解です。
Q.ラッセル2000銘柄の見通しは?
ラッセル2000銘柄は、当分パッとしませんか?それとも、銘柄によっては上昇も期待できますか。
回答
もちろん銘柄によっては上昇が期待できます。なぜなら2000もあるので(笑)。
但し、ラッセル2000というのは米国の小型株なので米国景気の動向に左右されやすいので、景気減速が続いている間は厳しいでしょう。
Q.旭化成は脱炭素銘柄として期待できるか
旭化成は脱炭素銘柄として今後期待できますか?
回答
旭化成(3407)については別の観点から期待しています。それは同社がデータ重視の企業経営をトップ自ら行っているからです。知財戦略を有効活用しています。知財など無形資産を活かす経営がこれから重要になります。
このコーナーでは、毎週月曜夜21時から開催している「広木隆のMonday Night Live」でいただいたご質問のうち、セミナー内で回答しきれなかったご質問にチーフ・ストラテジストの広木隆が回答いたします。
今回は2022年8月22日のセミナーで寄せられたご質問から抜粋して回答しています。
回答対象とするご質問は、サイトへの掲載を考慮して選択採用とさせていただきます点についてご了承くださいますようお願いいたします。
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