3月決算銘柄の第1四半期決算発表集計

先月下旬から3月決算企業の第1四半期決算発表が始まっています。当初はスタートしたばかりということもあって決算発表を行う企業は多くありませんでしたが、それでも徐々に増え今週前半も2日間でTOPIX500採用の3月決算銘柄に限っても40社を超える企業が決算を発表しています。そこで今回は8月8日と9日の決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象にまとめてみました。

そのなかでもマーケットでの関心が高かったのがソフトバンクグループ(9984)の決算です。米金利上昇をきっかけに世界的にハイテク株が下落したあおりを受け未上場企業に投資するビジョン・ファンドの運用成績が急激に悪化したことなどで第1四半期の最終損益が3兆1627億円の赤字となったことから株価が大きく下げています。一方で決算発表を受けて株価が大きく上げたのが日産化学(4021)で、通期の営業利益の見通しを535億円から551億円に上方修正したことから買いを集めました。

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12日の決算発表スケジュールは

先月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も今週でほぼ終わりとなります。こうしたなか休場明けの12日は川崎重工業(7012)や大王製紙(3880)、リクルートホールディングス(6098)などが決算を発表する予定です。

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