20年以上前の最高益を更新した3月決算銘柄は

4月下旬からスタートした3月決算銘柄の本決算発表も5月中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると2022年3月期の経常利益は世界経済が新型コロナウイルス禍から回復し、自動車やデジタル機器の需要が伸びたことなどから前期比で32%を超す増益となったとのことです。そしてこのような大幅な増益となるなか2022年3月期に営業利益が最高益を更新した銘柄もみられます。

そこで今回は2022年3月期の営業利益が20年以上前の最高益を更新した銘柄をピックアップしてみました。例えばアドバンテスト(6857)は半導体需要の拡大と高性能化で試験装置に対する需要が伸びたことなどから2022年3月期の営業利益が前期比62.2%増となり1998年3月期の最高益を24年ぶりに上回っています。また、河合楽器製作所(7952)もアコースティックピアノや電子ピアノの販売が国内外で好調だったことで32年ぶりに最高益を更新しています。

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