30%・40%台の増益予想に対して40%・50%以上の増益となった銘柄は
先月下旬からスタートした3月決算銘柄の本決算発表も先週でほぼ終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると2022年3月期の経常利益は世界経済が新型コロナウイルス禍から回復し、自動車やデジタル機器の需要が伸びたことなどから前期比で32%を超す増益となったとのことです。そしてこのような大幅な増益となるなか2022年3月期に会社予想を上回る増益を達成した銘柄も多くみられました。
そこで今回は30%台の増益予想に対して40%以上の増益に、そして40%台の増益予想に対して50%以上の増益となった銘柄をTOPIX500採用の3月決算企業のなかからピックアップしてみました。例えばヒロセ電機(6806)は主力の産業機器向けや自動車向けのコネクター販売が好調だったことで2022年3月期の営業利益が前期比で46%余りの増益となり36%余りの増益を見込んでいた会社予想を上回っています。