上期の営業利益が2倍となった3月決算銘柄は

10月の下旬からスタートした3月決算企業の上期決算発表も先月中旬に終わりとなりました。日本経済新聞の集計によるとその上期決算は新型コロナウイルス影響の長期化で内需企業の苦戦が続いたものの、自動車や電機といった製造業で海外需要が回復したことや、需給逼迫や資源価格の高騰で非鉄や商社、海運の利幅も拡大したことなどから純利益が前年同期比で2倍となったとのことです。

こうしたなか上期の営業利益が急回復をみせた企業も多くみられます。こうしたなか投資のヒントでは上期の営業利益が3倍以上となった企業を取り上げてきましたが、今回は上期の営業利益が前年同期比で2倍となったものをTOPIX500採用の3月決算銘柄のなかからピックアップしてみました。例えばオリンパス(7733)では新型コロナウイルス禍で延期されていた病院での検査や治療の再開で主力の内視鏡や治療機器の販売が伸びたことなどから上期の営業利益が前年同期比で2.5倍となっています。

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