上期の営業利益が3倍となった3月決算銘柄は

10月の下旬からスタートした3月決算企業の上期決算発表も先月中旬に終わりとなりました。日本経済新聞の集計によるとその上期決算は新型コロナウイルス影響の長期化で内需企業の苦戦が続いたものの、自動車や電機といった製造業で海外需要が回復したことや、需給逼迫や資源価格の高騰で非鉄や商社、海運の利幅も拡大したことなどから純利益が前年同期比で2倍となったとのことです。

こうしたなか上期の営業利益が急回復をみせた企業も多くみられます。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算銘柄のなかから上期の営業利益が前年同期比で3倍となったものをピックアップしてみました。例えば富士電機(6504)ではパワー半導体が自動車向け産業機器向けともに好調で上期の営業利益が前年同期比で3.1倍となっています。また、SCREENホールディングス(7735)でも半導体メーカーの設備投資意欲が強いことから上期の営業利益が前年同期比で3.7倍となっています。

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