決算発表後に目標株価の引き上げがみられる12月決算銘柄は

10月下旬からスタートした12月決算銘柄の第3四半期決算発表も今月の12日で終わりとなりましたが、それから2週間以上が経過したこともあってアナリストによる業績や目標株価の見直しもある程度進んだとみられます。そこで今回は10月中に一足早く決算を発表したTOPIX500採用の12月決算銘柄を対象に決算発表後に目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのが中外製薬(4519)で、新型コロナウイルスの治療薬が寄与したことなどから第3四半期の営業利益が前年同期比で24%を超える増益となりました。決算発表後に7社が目標株価を引き上げています。また、海外で紙巻きたばこの主力銘柄が堅調に推移していることなどから第3四半期の営業利益が前年同期比で23%以上の増益となったJT(2914)でも5社が目標株価を引き上げています。

決算発表後に目標株価の引き上げがみられる12月決算銘柄はこちらからチェック(PDF)