決算発表後に5社以上が目標株価を引き上げた3月決算銘柄は
7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も8月中旬に終わりとなりましたが、それから2カ月近くが経過したことからアナリストによる業績や投資判断、そして目標株価の見直しも随分と進んだと思われます。そこで今回は7月29日に決算を発表したTOPIX500採用の3月決算企業を対象に決算発表後に5社以上が目標株価を引き上げたもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが特に目立ったのがキーエンス(6861)で、欧米やアジアを中心にセンサーなどファクトリーオートメーション(FA)機器が回復したことなどから第1四半期の営業利益が前年同期比で80%余りの大幅な増益となったことで決算発表後に12社が目標株価を引き上げています。また、HOYA(7741)でも第1四半期の純利益が60%近い増益となったことで11社が目標株価を引き上げています。