決算発表後に目標株価の引き上げがみられる12月決算銘柄は
7月下旬からスタートした12月決算銘柄の上期決算発表も先々週で終わりとなりましたが、8月の第二週に決算を発表した企業でも決算発表から2週間程度が経過したことからアナリストによる業績や目標株価の見直しも随分と進んだとみられます。そこで今回は8月10日に上期決算を発表したTOPIX500採用の12月決算銘柄を対象に決算発表後に目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのがブリヂストン(5108)で、世界でタイヤ需要が回復しトラックやバス、建設用のタイヤが大きく伸びていることなどから通期の調整後営業利益の見通しを2600億円から3600億円に上方修正したことで決算発表後に6社が目標株価を引き上げています。また、昭和電工(4004)と堀場製作所(6856)、東京建物(8804)でも決算発表後に2社が目標株価を引き上げています。