5年から9年前の最高益を更新した3月決算銘柄は
4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も先月で終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると新型コロナウイルスの感染拡大による経済の停滞はあったものの下期に回復がみられたことで2021年3月期の経常利益は前期比で8.5%の増収となったとのことです。こうしたなか2021年3月期に最高益を更新した企業も少なからずみられます。
こうしたなか投資のヒントではこれまで10年以上前の最高益を更新した銘柄を取り上げてきましたが、今回は5年から9年前の営業最高益を更新した3月決算銘柄をピックアップしてみました。例えば村田製作所(6981)は5G対応スマホの需要増などで主力の積層セラミックコンデンサーが好調だったことなどから2021年3月期の営業利益が前期比で24%近い増益となり2016年3月期の最高益を5年ぶりに更新しています。