米国内でペイパルが暗号資産決済サービスを開始

2020年10月に米ペイパルはアプリ内での暗号資産の売買や決済サービス利用に本格的に取り組む方針を示していましたが、2021年3月30日に暗号資産を決済手段に使用できるサービスを開始したようです。

今後数ヶ月以内には、2900万店舗で利用可能となる予定とのことで、世界で初の暗号資産を用いた巨大な決済インフラが誕生したと考えて良いのではないでしょうか。
決済通貨は、BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、LTC(ライトコイン)、BCH(ビットコインキャッシュ)の4通貨対応のようです。
(ただし、ペイパルは一度法定通貨に変換して支払いを済ますシステムのようです。ダイレクトに店舗側に暗号資産で直接支払うわけではないようです。)

BTCは高値圏での揉み合いが続く

BTCは、節目の700万円を目指す展開か

【図表1】BTC/JPY 日足
出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)

先日ご紹介したダイバージェンスは、さらに緩和されつつあります。日足でのMACDダイバージェンスはかなり確度が高いため、下落に警戒をしました。しかし、今の所下落がほぼない状態で推移しており、断続的な買いが市場に入ってきているものだと考えられます。

ボリンジャーバンドのバンド幅はまだ少し広めです。後々大きく上昇するなら、もう1週間ぐらいこの価格帯でおとなしく推移するのではないでしょうか。スクイーズが続けば続くほど、大きくエクスパンションしますので、下手に上値追いトレードを強いられるよりも、しっかりとテクニカル的に条件が揃ってからのほうがよいでしょう。

先週からのポジションはホールドのままで問題ないように感じます。ターゲットも変わらず、ひとまず節目の700万円を目指す展開を予想します。

BTCの押し目買いのポイントの考え方

【図表2】BTC/JPY 4時間足
出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)

4時間足でタイトな押し目買いを考察してみましょう。4時間足ですと、週末につけた直近安値626万円付近が1つ目、もう一つが600万円となります。
これからBTCの新規買いで参入をはじめよう、という方の場合は、この水準からの押し目買いエントリーは今週のキーポイントとなりそうです。

逆に550万円を割り込んでネックラインブレイク、ダブルトップ完成をイメージされている方の場合は、史上最高値である673万円をバックに売り上がりでしょうか?
MACDも0.00ラインで推移しており、ボリンジャーバンドも少しスクエア気味ですので、4時間足ベースではちょっと相場が走りやすいテクニカル形状です。逆方向ずつに動けば、押し目買い、戻り売りもしやすい局面のようにも見えます。

ですので、前述どおり、今週はこの価格帯で今一度推移し、レンジ相場を形成してくれたほうが後々順張りトレードはしやすいのではないでしょうか。

ETH(イーサリアム)は史上最高値を更新!

分散型金融に大きな活路

【図表3】ETH/JPY 日足
出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)

ETH分析に移ります。先週は円建てで史上最高値を更新しました。主な要因はイーサリアム上で動くトークン、ユニスワップ(UniSwap)というDeFiトークンアップデートのV3が注目されたからだと考えられます。

これにより、大きくガス代の削減に貢献でき、ETH-DeFiの進化にまた大きく貢献する可能性が出てきたのではないでしょうか。これよりまた大きく流動性を生んでも送金コストが圧縮できるため、分散型金融に大きな活路が見いだされそうです。

BTC→ETHへ資本の動きがあるように思えます。しばらくETHの上昇が止まっていましたが、4月から巻き返しのターンかもしれません。

4時間足にて押し目買いの水準を見ていきましょう。

ETH/JPYは、2本のトレンドラインに注目

【図表4】ETH/JPY 4時間足
出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)

トレンドラインを2本引きました。アクティブに攻めるなら、緑色のトレンドラインでしょうか?慎重に見極めるなら、ピンクのトレンドラインまで待ったほうがよいのではないでしょうか。

赤い水平線は、前回の史上最高値であった21万5000-6000円ポイントでして、このサポートラインとピンクのトレンドラインが交わるあたりまでゆっくり右肩下がりとなれば、買いやすいと思います。

またこのまま4時間足が真横に推移を続ければ、三角保合いのようなレンジ相場を形成してくれるでしょうし、ボリンジャーバンドも良い具合でスクイーズしてくれそうです。

BTCはできたらもうしばらくレンジ相場が続いても悪くない形状をしていました。そのためETHもどちらかというと今週前半は様子見、今週後半から本日ご紹介したポイントでどっしり構えることができたら、よいタイミングで押し目が拾えるかもしれません。

個人的には今週からBTCよりもETHに比重を置いてトレードを検討する予定です。2~3月はETH/BTCが下落傾向にあったので、そろそろ巻き返しの反動があると思っての戦略も加味しています。いずれにしてもBTC/ETH両コイン、上昇目線堅持と考えます。