2020年に健闘し来年も上昇が期待されている銘柄は
今年も残すところわずかとなりました。そこで今年を振り返ると日経平均は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて大きく調整し3月には16,000円台まで下落しました。しかし、その後徐々に持ち直した日経平均はワクチン普及への期待などから11月に入って一段高になると11月5日に1月20日に付けた年初来高値(24,083円)を更新しました。また、11月6日に2018年10月2日に付けたバブル崩壊後の高値(24,270円)を上回ると11月11日には29年ぶりに節目の25,000円を回復し、11月17日には節目の26,000円をおよそ29年半ぶりに上回り、先週末時点での年初来の上昇率は12.7%となっています。
こうしたなか今回は2020年に健闘し来年も上昇が期待されている銘柄をピックアップしてみました。具体的にはTOPIX500採用銘柄を対象に年初来の上昇率が15%以上で目標株価コンセンサスが株価を10%以上上回るものをピックアップしてみました。例えば今年に37%余り上昇した任天堂(7974)では目標株価コンセンサスが株価を15%近く上回るほか、年初来で33%余り上昇したソニー(6758)でも目標株価コンセンサスが株価を12%上回っています。