決算集計速報

先月下旬から3月決算企業の上期決算発表がスタートしています。当初は決算を発表する企業もそれほど多くありませんでしたが、それも徐々に増え今週も多くの企業が決算発表を予定しています。こうしたなか昨日も1日でTOPIX500採用の3月決算銘柄に限っても25社の企業が決算を発表しました。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に10日の決算発表を早速まとめてみました。

それをみると折り返しの上期決算ということもあって通期の業績予想を修正する企業が多くみられました。例えば富士フイルムホールディングス(4901)では医薬品の開発・製造受託の売上高が計画から上振れしたことや事務機などの販売減にも底打ちの兆しがみられることなどから通期の営業利益の見通しを1400億円から1430億円に引き上げています。また、鹿島建設(1812)でも通期の営業利益の見通しを1110億円から1150億円に上方修正しています。

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もう一つのヒント

明日の決算発表スケジュールは

先月下旬からスタートした3月決算企業の上期決算発表も終盤に入ってきました。そのため決算を発表する企業も減少傾向にあります。しかし、注目度の高い企業の決算発表もまだまだ残っています。こうしたなかで明日は光通信(9435)やみずほフィナンシャルグループ(8411)、住友不動産(8830)、日産(7201)などが決算を発表する予定です。

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