先月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表は先週末がピークとなり500社以上の企業が一日で決算を発表しました。こうしたなかTOPIX500採用銘柄に限ると先週末に30社余りの企業が決算を発表しています。そこで今回は早速9日の決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に集計してみました。
そのなかで株価が大きく上げたのが9日の昼休み時間中に決算を発表したバンダイナムコホールディングス(7832)で、営業利益の見通しは据え置きとなりましたが株主還元策を大幅に強化する方針を発表したこともあって後場に大きく上げ幅を広げ9%を超す上昇となっています。一方でJXTGホールディングス(5020)は営業利益の見通しを上方修正したものの、コンセンサス予想に届かなかったこともあって株価は5%近い下落となっています。