4月下旬からスタートした3月決算銘柄の本決算発表は新型コロナウイルス感染拡大の影響で発表を延期する企業もみられました。それも先月で終わりとなりましたが、それから1カ月以上経過したこともありアナリストによる見直しも十分に進んだとみられます。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業で5月に入って8日までに決算を発表した銘柄を対象に決算発表後に5社以上が目標株価を引き上げたもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも特に目標株価の引き上げが目立ったのが任天堂(7974)で、2020年3月期の営業利益が4割を超す大幅な増益となったこともあって決算発表後に9社が目標株価を引き上げています。また、アルプスアルパイン(6770)でも7社が目標株価を引き上げたほか、2021年3月期の営業利益が1割を超す増益となる見通しを発表したカプコン(9697)でも決算発表後に6社が目標株価を引き上げています。
5社以上が目標株価を引き上げた銘柄はこちらからチェック(PDF)