新型コロナウイルスに絡む補償。政府与党は初めのうちは「簡単には払えないんです」的な、悪く云えばケチな、良く云えば規律のある姿勢を見せていましたが、今となっては与党も野党もバンバンバンバン大盤振る舞い、いくらでも払うと云う感じです。しかし財源の話はほとんど聞こえてきません。
国会はお金の使い方、どれだけ使うかを議論していますが、そのお金を誰からどう調達するかの議論をしていません。私たちに対する増税か、将来の世代に借金をより多く背負わせる他に、即ち将来世代に対する増税か、どちらかしか方法はないにも拘わらず、そのことについては一切議論がされていません。国会のこの姿勢は、あまりにも無責任ではないでしょうか。そしてそのことを私たちは、マスコミも含めて、もっともっと追究すべきではないでしょうか?
新型コロナウイルス問題は、幸いにも収束していく雰囲気ですが、そのあとに巨大な問題が残る気がして、暗い気持ちになるのは私だけでしょうか?