日本経済新聞によると企業業績が2年ぶりに過去最高を更新する見通しとなるなか利益の伸びに応じて株主還元を積極的に増やす姿勢が日本企業に定着してきたことで、2016年度の配当総額は11兆8000億円と2015年度に比べ7%増え過去最高となる見通しです。そしてこうした状況を受けて日本を代表する企業のなかからでも配当利回りの高い銘柄をみつけることができます。

そこで今回はTOPIX100採用の3月決算銘柄で配当利回りが2.5%以上のものをピックアップしてみました。なかには配当利回りが日産(7201)のように4%を超えるものがあるほか、3%台のものも幾つかあり、みずほフィナンシャルグループ(8411)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)では3%台後半の配当利回りとなっています。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は3月28日です。