先月からスタートした3月期決算銘柄の第2四半期決算発表も中盤に入ってきましたが、一早く決算を発表した銘柄ではアナリストの業績予想や目標株価の見直しもある程度進んだとみられます。そこで今回は1月30日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に、決算後に2社以上から目標株価引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも特に目標株価の引き上げが目立つのが日本特殊陶業(5334)で、決算発表翌日の株価の反応は大きくなかったものの、決算発表後に5社が目標株価を引き上げています。そのほか大和証券グループ本社(8601)とJR西日本(9021)では3社が目標株価を引き上げたほか、決算発表の翌日に株価が大きく上昇した住友化学(4005)とスタンレー電気(6923)でも2社が目標株価を引き上げています。
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もう一つのヒント
明日の決算発表スケジュールは
先月23日の安川電機(6506)からスタートした3月期決算企業の第3四半期決算発表も一段と本格化しています。こうしたなか今週もまだまだ多くの企業が決算発表を予定していますが、明日は大成建設(1801)や鹿島(1812)、ダイキン工業(6367)、富士重工業(7270)、ソフトバンクグループ(9984)などが決算発表を行う予定です。