先月23日の安川電機(6506)を皮切りにスタートした3月期決算企業の第3四半期決算発表も先月31日が前半の山場でしたが、今月に入ってもまだ多くの企業が決算発表を行っています。そこで今月1日から3日の決算をTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に集計してみると、なかには決算を受けて株価が急伸するものや反対に急落するものもみられます。

例えば通期の営業利益の見通しをコンセンサス予想を上回る水準に引き上げたイビデン(4062)フジクラ(5803)の株価が上方修正を好感して1割以上上昇したほか、第3四半期実績は営業減益だったものの、電子商取引事業がが好調だったことが好感されたヤフー(4689)は一時ストップ高となる場面もみられました。一方で通期の営業利益を下方修正したカカクコム(2371)や、業績予想は据え置きながら2016年10-12月期が減益となったヤマハ(7951)が急落しています。