先月からスタートした3月期決算銘柄の第2四半期決算発表も終盤に入ってきましたが、一早く決算を発表した銘柄ではアナリストの業績予想や目標株価の見直しもある程度進んだとみられます。そこで今回は決算集計速報PART3で取り上げた10月31日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に、決算後に2社以上から目標株価引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかで目標株価の引き上げが目立つのが三和ホールディングス(5929)で、上期の営業利益が会社予想を大幅に上回り前年同期比で3割を超す大幅増益となったこともあって、決算後に4社が目標株価を引き上げています。また、下期のドル円の想定レートを105円から100円と円高方向に修正したにも関わらず、通期の営業利益の見通しを上方修正した三菱電機(6503)も3社が目標株価を引き上げています。