大型家電の故障など「万が一」資金の作り方

私事ですが家の水回りのリフォームを検討中です。

FPとしてライフプランニングの説明をする際、必ず15~20年(モノによっては10年前後)のスパンでリフォームや家電の買い換えなどが発生するので見積もっておきましょう、と話します。ですので、当然私自身もどのくらいの費用が発生するだろうということはわかってはいるのですが、実際に検討してみるとあれもこれもと予算オーバー必須…。やはり「お金がかかるもの!」と実感。これから調整が必要です。

こうした予算を、時期を予定してプランニングしていたとしても、突然大型家電の故障などで交換せざるを得なくなってしまったり、とかく大きな支出というのは重なってしまいがちなもの。プラン通りにいかなくなってしまうこともありえます。

本来はそう簡単に予算をオーバーしていいものではありませんが、支出が重なった時などの緊急事態もありますので、そうしたリスクに対応するためには、常にある程度の予備費を用意しておくことになります。

途中解約の難しい債券や長期の定期預金以外の流動性資産があると良いですね。リスクが大きく相場変動の激しい金融商品の場合、利益が出ていて利益確定できるのであればよいですが、当然そう上手く行くとは限りませんので、「万が一」のための予備費には向きません。

ただ、繰り返しになりますが、「万が一」の資金を流用するのは、どう工夫しても手元資金が足りない、という場合に限るように心しておくことが大切です。つい使ってしまうことが習慣化することだけはないように気を付けましょう。

出費の時期と金額が想定しやすいライフイベント

本当に「万が一」の時(病気になって長期入院、失業など)に助けになるお金がなくなってしまうことになりますので。そして大切なのは予定外に使ってしまった分は、なるべく早く元の「万が一」費に戻し入れる(当初の金額に戻す)よう意識しましょう。

定期で訪れる大型出費に関してはライフプラン上、実はもっとも予算を計上しやすいものです。その金額に余裕をもって見積もっておくことで、ゆとりをもって対処することができるはずですね(上記のように急に出費が重なったりしなければ)。

逆にライフプラン上で非常に大きなイベントにもかかわらず、予定通りにはなかなかいかないものが、結婚、出産、転職、病気などです。以前独身の女性を対象にしたライフプランニング講座で、多くの人は「予定は未定」のために手が止まってしまったのがこの項目でした。これらに関しては、希望する時期(病気に関しては「万が一」の予備費として)と予算を想定しておくことになります。

また人生で大きな買い物である住宅については、結婚などに比べれば時期は想定できるものですが、予定通りに納得できる物件に出会えるとも限らないもの。もちろん衝動買いはなるべくなら避けましょう。時期ありき、で焦るのは要注意です。

【出費の時期と金額が想定しやすい項目】
・子どもの教育費(入学金など)
・家の補修・リフォーム(持ち家の場合)
・家電の買換え
・自動車の車検

大きな出費はなるべく重ならないよう、かつ予算は余裕をもって事前にプランニングをしておくことは、将来的にお金に困らないために最も大切なステップといえます。