日銀がマイナス金利を導入し長期金利がマイナスとなる一方で、東証1部上場銘柄の配当利回りの平均は2%程度となり、配当利回りの魅力が増しています。こうしたなか3月は上場企業の決算が最も集中することから多くの高配当利回り銘柄を探すことができます。そのため投資のヒントでは今月に入って「日本代表で配当利回りが高い銘柄」や「増益予想で配当利回り3%以上の中型株」、「期末一括配当の高配当利回り銘柄」などを取り上げてきました。

今回は高配当利回り銘柄のなかから好業績のものを取り上げてみました。具体的には最高益更新が予想され配当利回りが3%以上の3月期決算銘柄をピックアップしています。例えば大幅増益での最高益更新が見込まれ、年間配当金を前期の68円から今期144円へと大きく引き上げた富士重工業(7270)や、創業350周年の記念配当を実施するユアサ商事(8074)では配当利回りが3%台半ばから後半の水準となっています。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は3月28日です。

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