初心者でもわかりやすい金融用語集

円建外債

円建外債とは、日本国内の金融市場で、外国の企業、政府、またはその他の機関が発行する日本円建ての 債券 債券債券とは、政府や企業が資金を調達するために発行する借金の証書です。債券を購入することで、投資家は債券発行者から将来的に元本と利息を受け取る権利を得ます。 債券には様々な種類があり、国が発行する国債、... のことです。サムライ債とも呼ばれ、外国の発行体が日本の投資家から資金を調達するために利用されます。

円建外債の発行には、日本の金融当局の承認が必要であり、日本の法律や規制に従って発行されます。これにより、日本の投資家は外国の発行体に投資する機会を得ることができ、発行体は日本の資本市場から資金を集めることが可能になります。

円建外債には、発行通貨および利払いが円で、償還が外貨で行われる「デュアルカレンシー債」や、発行通貨が円、利払いが外貨、償還が円で行われる「リバースデュアルカレンシー債」といった種類があり、商品性も多様化しています。1996年1月に適債基準が撤廃されたことにより、発行体の 格付 格付格付けとは、企業や国などの発行する債券やその他の金融商品の信用リスクを評価することです。信用リスクとは、貸し手が貸したお金を期待通りに回収できるかどうかのリスクのことを指します。 この評価は、専門の... けに関わらず、原則として誰でも発行が可能となりました。