本日の日本経済新聞では、「食品・水産株、上昇目立つ、値上げで業績拡大期待」との記事が紹介されています。25日の株式市場で日経平均株価は0.9%高にとどまったが、輸出関連が買いにくい中で食品関連は値上げによる業績上振れ期待が根強く、業種別日経平均の食品は3.7%高と36業種で2番目の上昇率で、22日と25日の2日間でみても上昇率が平均を上回ると伝えています。

そこで今回は水産と食品セクターで業績の上振れ期待が高い銘柄を取り上げました。具体的には両セクターのなかから営業利益のコンセンサス予想が会社予想を5%以上上回る銘柄をピックアップしています。そのなかで特にコンセンサス予想と会社予想のかい離が大きいのが森永製菓(2201)江崎グリコ(2206)で、どちらもコンセンサス予想が会社予想を1割以上上回っています。また、主力商品の「メビウス」の値上げを発表し昨日に大幅高となったJT(2914)もコンセンサス予想が会社予想を6%余り上回っています。

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もう一つのヒント

明日の主な決算発表スケジュール

3月期決算企業の第3四半期決算が今週から本格化します。明日に決算発表を行う企業はまだ多くありませんが、富士フイルムホールディングス(4901)やアルプス電気(6770)、アドバンテスト(6857)などが決算発表を予定しています。

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