昨日の日経平均は104円高となり6日ぶりの反発となりましたが、そうしたなかで物色が向かったのが今年に大きく調整した銘柄で、業種別株価指数をみるとパルプ・紙、海運、電気・ガス、鉄鋼といったものが上昇率上位に並びました。一方で今年に好調だった食料品や小売りなどが下落するなどリターンリターバルの動きが顕著となりました。
そこで今回は今年のパフォーマンスをチェックして、今年は冴えなかったものの来年に挽回が期待されている銘柄を取り上げてみました。具体的にはTOPIX500採用銘柄を対象に今年のパフォーマンスがマイナスで、目標株価コンセンサスが足元の株価を3割以上上回るものをピックアップしてみました。例えば今年の下落率が2割を超えている日立(6501)では目標株価が株価を4割余り上回るほか、下落率が4割を超えるミネベア(6479)では目標株価が株価を8割も上回っています。