3月期決算企業の中間決算発表も終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によるとこの上期は1割強の増益と4年連続の増益となりました。通期も円安やインバウンド需要などを背景に7%近い増益が見込まれ前期に続いて最高益を更新する見通しです。こうしたなかこれまでの投資のヒントでは中間決算発表も終わったこともあって最高益更新予想を出している3月期決算銘柄を取り上げてきました。

しかし、最高益更新予想を出していない企業でもマーケットで最高益更新が期待されているものもあります。そこで今回はそうした銘柄を取り上げてみました。例えばアイシン精機(7259)ではこの中間期に今期の営業利益予想を2000億円から1750億円へと下方修正したことで一転して最高益に届かない見込みとなりましたが、マーケットでは2008年3月期の最高益を僅かに上回って8年ぶりの最高益更新が期待されています。また、日本精工(6471)のように会社予想は減益ながら、コンセンサス予想は増益で最高益更が期待されているような銘柄も幾つかみられます。

会社予想は最高益でないものの最高益が期待される銘柄はこちらからチェック