1.概況
本日の日経平均は114円高の2万195円と続伸しました。TOPIXやJPX日経400、新興市場のマザーズ指数など主要指数は総じて上昇しました。昨日の米国市場で主要指数が高安まちまちで、ドル円も大きな値動きがなかったことから日経平均は7円安と小安く寄り付きました。日経平均は寄り付きがほぼ1日の安値になるとすぐにプラスに転じてその後はほぼ1日を通して上げ幅を広げる展開となりました。ジリジリと上げ幅を広げた日経平均は前場を54円高で終えました。後場寄り後に一段高となった日経平均は、その後も堅調に推移して結局114円高と1日の高値圏で取引を終えました。東証1部の売買代金は2兆673億円と2兆円をわずかに上回りました。東証33業種は空運業や情報・通信業など29業種が上昇しました。鉄鋼は横ばいだったほか、電気・ガス業、その他金融業、水産・農林業の3業種が小幅に下げています。

2.個別銘柄等
東証1部の売買代金上位銘柄は概ね堅調な値動きとなりました。売買代金トップに入った任天堂(7974)こそ下げたものの、トヨタ自動車(7203)、ソフトバンクグループ(9984)、エプソン(6724)、ソニー(6758)、三菱UFJ(8306)KLab(3656)、KDDI(9433)などはそれぞれ上昇しています。エプソンは東芝(6502)にかわって日経平均に採用されると発表されたことが好感されました。売買代金7位に入ったスズキ(7269)は2%近く下げました。排ガス規制を逃れるための不正なソフトウェアを搭載した乗用車を販売していた疑いがあるとしてオランダ当局が操作に着手すると発表したことが嫌気されました。その他材料が出たところでは、ギャンブル性を抑えるために警察庁が規制を強化する方針と報じられたことを受け、パチンコ関連銘柄が大きく下げました。セガサミーホールディングス(6460)、平和(6412)が4%前後下げたほか、SANKYO(6417)も2%近く下げています。

【VIEW POINT: 明日への視点】
日経平均は6月20日につけた年初来高値2万230円の更新が視野に入る水準まで上昇しました。引き続き米国市場・ドル円動向をにらみながらとなりますが、明日高値更新となるか注目されます。

(マネックス証券 プロダクト部 益嶋 裕)