先月から3月期決算企業の中間決算発表がスタートしていますが、決算を受けて目標株価を引き上げる動きも少なからずみられます。そこで今回は決算の集計速報PART1とPART2で取り上げた10月21日から29日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかで特に目標株価の引き上げが多かったのが29日に決算を発表したHOYA(7741)で、好調な業績と600億円を上限とする自社株買いを発表したことなどが好感され決算発表後に4社が目標株価を引き上げています。また、HOYAに続いて目標株価の引き上げが3社と多いのが安川電機(6506)オービック(4684)で、安川電機では決算で中国の景気減速懸念による業績悪化への過度な懸念が後退したことが好感されたとみられます。

決算を受けて目標株価の引き上げがあった銘柄はこちらからチェック

もう一つのヒント

明日の決算発表スケジュールは

先週から本格化している3月期決算銘柄の中間決算発表は先週末がピークとなりましたが、今週もまだまだ決算発表は続いています。明日はトヨタ(7203)やマツダ(7261)、富士重工業(7270)といった自動車大手や、三菱商事(8058)や伊藤忠商事(8001)などの大手商社などが決算発表を予定しています。

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