NYダウ: 19941.96  ▼32.66 (12/21)
NASDAQ: 5471.43  ▼12.51 (12/21)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

1.概況
米国市場はクリスマス前で参加者も減るなか材料に乏しく小動きで3日ぶりに小幅反落となりました。寄り付き直後は小幅に上昇する場面もあったダウ平均ですが、買いが続かずその後は小幅安で軟調な展開が一日を通して続きました。ダウ平均は結局32ドル安の19,941ドルとこの日の安値で取引を終えています。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も12ポイント安の5,471ポイントとなっています。

2.経済指標等
11月の米中古住宅販売件数は年率換算で前月比0.7%増の561万戸と3カ月連続で増加し市場予想を上回りました。

3.業種別動向
業種別S&P500株価指数は全11業種のうち不動産やヘルスケア、資本財・サービなどの8業種が下げ、不動産は1%を超える下落となりました。一方でエネルギーと素材、生活必需品の3業種が小幅に上げています。

4.個別銘柄動向
TDK(6762)が総額13億ドルで買収すると発表したセンサーのインベンセンス(INVN)が買収価格にさや寄せする格好で急伸したほか、決算が市場予想を上回った動物性食品などの安全性テスト用品を販売するネオゲン(NEOG)が大幅高となっています。また、決算が市場予想を上回ったナイキ(NKE)が1%近く上げています。一方で相次ぐ幹部の退社を嫌気した売りが出たツイッター(TWTR)や、通期の1株利益見通しの下方修正を発表したコンサルティング大手のアクセンチュア(ACN)、さらに決算が市場予想を下回ったフェデックス(FDX)が大幅安となっています。そのほか決算で売上高が市場予想を下回った水ろ過装置製造のリンジー(LNN)が急落し、投資判断と目標株価の引き下げを受けてプロクター・アンド・ギャンブル(PG)が小幅に下げています。

5.為替・金利等
長期金利は0.03%低い2.53%となりました。ドル円は117円台半ばで推移しています。

【VIEW POINT: 今日の視点】
米国株やドル円に大きな動きがなく材料に乏しいなか本日の日本市場は小動きでのスタートが予想されます。こうしたなか明日から3連休ということもあって様子見となりやすく日中も方向感に乏しい展開となりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)