昨夜公開の六月FOMC議事録。九月にも量的緩和の縮小開始か⁈とタカ派優勢な流れだった。しかし明け方の議長・バーナンキ氏の講演では「ウソでしょ?」とおもわず口に出てしまうほどのハト派発言が目立った。

前回のタカ派発言後に大きく相場を下げてしまった事が心の傷となっているのか?勇退間際に経歴に傷をつけたくないと思うに至ったか?何れにせよやるやる詐欺の親玉となった講演だった。

ヘリコプター・ベンという異名を持つバーナンキ氏。景気を揚げるためにはヘリコプターで空から札束をまくのが良い、という介入主義的考えの持ち主なので。

でも昨夜の発言で俺は新しく名前を付けたよ。その名も「アドバルーン・ベン」だ。何故ならば前回のタカ派発言は市場の動向を見極めるためにアドバルーンを上げた、に過ぎなかったとわかったからね。大人は様々に手練手管を弄するわけだね。

で、その発言を受けて今朝からドル安に急降下。昼の日銀政策会合では「景気がエラく良くなってますよー」と言ったけど全く市場は聞く耳持たないみたい。円高ドル安の流れになったままだ。
アドバルーンなのかどうなのか全然わからないのが中国。中国は闇の銀行・シャドーバンキングを弱めようと流動性を絞った。そしたら短期金利が爆騰。その影響から上海市場が大幅下落。でも流動性は維持すると言ったとか言わないとか。

バブル潰しの総量規制の再来かと大人は身構えたよ。

やるとかやらないとかやらないとかやるとか、経済閣僚が右往左往している昨今の世界です。そういえば辞めた閣僚もいたね。実は崖っぷちかもしれませんよ世界経済なう。

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サンプラザ中野くん

数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。

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