サンプラザ中野だー!
八丈島に行ってきた。先週末だ。期日前投票をしてから行ったのだ。選挙結果も島で車の中で聴いたよ。続投宣言の早さにはびっくらこいたね。結果と関係ないということだもんね。実際、幹部は「退陣必至」と進言したそうだ。聴く耳持たない我が儘宰相ここにあり、かな。
さて、八丈島に光るキノコが沢山あるのだ。満月の夜にキノコツアーをしたのだ。ちょっと山に入っていくと椰子の畑がある。車を降りてその中に導かれる。ガイドを務めてくれた地元民Sさんは赤く光る懐中電灯を持っている。この畑もSさんチのものだという。何故赤いライトかというと、キノコが見やすいからだ。白い光だと強すぎるのだ。目が調節できないのだそうだ。
で、いきなり光っていた。強く緑色に。これは幻想的この上ないのであった。椰子の木の幹に。それから朽ちた木の皮に。ナメコのように、天の川のように。
なんと島には7種類もの光るキノコが生息している。ヤコウタケ・エナシラッシタケ・ギンガタケ・シイノトモシビタケ・・アミヒカリタケ・アリノトモシビタケである。写真はこちら=
http://www.8jo.org/kinoko.html
世界で一番の光るキノコの産地なのだそうだ。Sさんと仲間はこれで島の経済を潤したいと考えている。毎夜、無料でバスを運行させてツアーをしているのだ。偉いね。
キノコだけではなかった。なんとキノコの周りをうろついているミミズとナメクジの中間のような虫も光るのであった。この虫はつい最近ちゃんと確認されたそうだ。なんとSさんたちが見つけたのだそうだ。そしてどこかの大学の先生が研究中なのだそうだ。世界的発見なのらしい。俺も実際に見たのだが、5センチほどの透明な虫が青緑色に発光していた。なぜ光っているのか、何のために光っているのか、今はまだわからないらしい。虫もキノコも。
八丈島は羽田から飛行機で40分。緑に覆われた美しい島である。その緑が本土とは違う。針葉樹林が一本もない。幹がぐねぐねしている木が多い。昔は東洋のハワイと呼ばれていたそうだ。実に手軽に南の島体験ができるぞ。
都知事にも光るキノコのことを知らせたとのこと。
皆さんも美しい島をどうぞよろしくお願いします。