サンプラザ中野だー!
楽しかったぞ。完走できたぞ。10キロだけどね。天候は雨で困ったけど、とっても楽しいRUNだった。とにかく東京が好きになった。これって凄い事じゃない?
スタート前は寒くて震えていた。そして9時10分スタート。しかし最後尾にいた俺はスタートラインを越えるまでに17分かかってしまった。つまり17分歩いたわけ。でも、その間もとても楽しめた。沿道のマンションのベランダから大きな声で声援を送る人がいた。ランナーのみんながそれに答えて手を振った。ウオーという歓声とともに。そのとき自分自身が高揚しているのを感じた。そこから祭状態に突入した。
10キロのコースは都庁前から日比谷公園。つまりお堀に向かって下っていくコースなのだ。だから基本的に楽なのだ。登りがないからね。俺はせいぜい飯田橋まででリタイアするつもりだった。膝も痛くなっちゃってたし。でも乗せられた。いつもと違う視点から見る東京に。そして沿道で応援してくれる都民の皆さんに。とにかくハイになった。足は痛かったのだけれど、ついついゴールまで走らされてしまった。そんな大会だったのだ。来年もやって欲しい。走らせて欲しいー。
話は変わるよ。不二家の問題。衛生管理が不備だったこの問題。とあるメーカーが助け船を出すらしい。それはパンメーカー。ここで俺の相棒・パッパラー河合に聞いた話。彼は25年ほど前、とあるパンメーカーの工場で夜のバイトをしていた。その仕事とは、賞味期限切れで返品されるパンの選別だった。「選別」するからには目的があった。それは、固いパンは廃棄。柔らかいパンは再び出荷。なのであった。
お、恐ろしい話である。でも四半世紀前の食品業界の常識だったのだろうと思う。もう時効の話なのである。この四半世紀に進歩した会社が相変わらずの会社を助ける、という構図なのかなと思う。企業の社会的責任。英語でCSR。これが株価に直接的に反映する時代になってきた。良いことだと思う。厳しい目を持って企業を育てていきましょうね。