サンプラザ中野だー!
書きたいのは、風見しんごさんの娘さんの事故に関する件。とにかく悲しい事故だった。ご冥福を心からお祈りします。この事故に当てはまるかどうかはわからない。しかし書いておきたいのだ。右折事故の原因に「Aピラーによる死角」がある、ということを。
右ハンドル車で右折をするとき、横断歩道を渡る人が消えてしまうことがある。特に自動車と同じ方向から渡る人が消える。物理的に消えるわけではない。Aピラーの死角に入ってしまうのだ。Aピラーとはフロントガラスとドアガラスの間の柱。運転席の右斜め前、助手席の左斜め前にある、あの柱のことである。フロントガラスを支えている。
そして衝突横転の際には、乗務員の生存空間を守る役目を果たす。だからあまり細くてはいけないのである。でも太くすると死角が大きくなって危険が増すのである。とくに右ハンドルの運転者にとって右Aピラーは重要である。何故ならば左のそれよりも近くにあるから。同じ大きさのものでも近くにある方が運転者の死角を大きく作ってしまうのだ。
自動車メーカーは様々に安全を考えている。色々な安全機構も商品化されているはずだ。でもまだこのAピラーによる死角は解決されていない。ただしボルボのコンセプト車で見た記憶があるのだ。この問題に解を見いだした車を。それはAピラーを骨構造にした車だった。たぶん強化ガラスの筒の中にハシゴ状の鉄骨を組み入れたものだ。ハシゴの隙間から横断歩行者を確認することが可能なのだ。俺はこれを見たとき「やっぱりボルボは凄い!」と感心したよ。まだ製品化はされていないのだろうか?他のメーカーは追随しないのだろうか?作ったら株価が上がるのではないだろうか?
では、サンプラザ中野の安全運転ミニ知識講座!
1 以前、タクシーの運転手さんに教えてもらったミニ知識。
高速道路などで合流するとき。ドキドキするよね?そんなあなたに伝えたい、実に安全な合流の仕方。それは「合流車線を最後まで使う」だ。
合流の時にびびっているのは貴方だけではない。合流される方の運転者もびびっているのだ。合流車線からいつ横入りされるのか、と。だから相手にも余裕を、勿論自分にも余裕を与えるために合流車線をなるべく長く使うこと。合流車線は、合流する方と合流される方との呼吸を合わせるための車線なのだねー。では、よろしく安全運転。