サンプラザ中野だー!

 それはフレディだ。フレディ・マーキュリー様なのだ。あのクイーンのボーカリスト様なのである。その15回目の命日が今日、11月24日なのである。彼は、エイズで亡くなったのだ。ああ、いたましい。

 俺がクイーンを知ったのは今から30年前。高校2年生の春だった。俺は文通をしていた。相手は中学の時の同級生の女子だった。俺は中学2年の時に転校していたので、その娘ともそれ以来疎遠だった。なかなか可愛い子だった。高校2年生になった頃突然に手紙が来た。そして何回かやりとりをしていた。
 あるとき手紙の最後にこうあった。「Queenって素敵よね。」俺はこう書いて送った。「ほんと、いいよねQueen。」知ったかぶりだった。何のことやらさっぱりわからなかった。なぜなら俺はフォーク少年だったから。当時は「グレープ」や「かぐや姫」が大好きだったのだ。ロックなどという姦しい英語の歌など「聞く耳持たぬ」状態だったのだ。

 しかし翌日、俺は友人に聞いてみた。すると原という男が言った。「それはイギリスのロックバンドだ」「アルバムを売ってあげよう」と。そこで俺は初めて英語のレコードを手に入れた。それが名盤「オペラ座の夜」である。そして俺はそのレコードを聴きまくった。「ボヘミアンラプソディー」という曲にびっくりして感動してクイーンを大好きになっていったのである。

 フレディおよびクイーンの魅力は「変」だということにある。その変さはフレディの生い立ちから来ているようだ。彼は生きていれば60歳。1946年にインド洋に浮かぶイギリス領ザンジバル島で生まれた。両親の宗教はゾロアスター教。
拝火教である。そしてインドに渡り寄宿舎で学生生活を送る。それからイギリスに渡り1973年にクイーンのボーカリストとしてデビューした。彼はバイセクシャルである。異性も同性も愛したのである。音楽的にはロックではあるがクラシックやオペラの形式を取り入れていた。そしてそれがイギリスで大変受け入れられたのである。2000年に大々的に行われた「イギリス人が好きな20世紀の曲」で1位に輝いたのは「ボヘミアンラプソディー」だったのである。あのビートルズやローリング・ストーンズを抑えてである。どれほど人気が高いかがわかる。

 先日発表になったが、イギリスで過去一番売れたアルバムはクイーンのベスト盤なのだそうだ。クイーンは日本でとても人気が出た。そして本国でも売れたのである。日本とイギリスの感性は近いと思われる。同様に「変」なのではと思う。
アメリカよりも国民性はイギリス似なのではないだろうか?島国だし。そろそろアメリカべったりの考えを変えて、より変な感性を持つ島国同志で未来を築いていくという手もあるのではないだろうか?

 なんてことを考えたフレディの命日なのであった。合唱、じゃなくて合掌。-----
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