サンプラザ中野だー!

 ホリ○ロが主催する「ホリプロスカウトキャラバン」というオーディションがある。

 「榊原いくえ」を筆頭に「堀ちえみ」お父さんのための「山瀬まみ」など、有名アイドルを多数輩出している。その今年のグランプリが先日決まった。それは16歳の少女である。岩手県出身の佐藤千亜妃さんという。現役高校生でバンドのボーカリストでもある。その彼女が賞金100万円の使い道を聴かれてこう答えた。
 「新しいギターと株を買いたい」
 すげー!すげー!すげーぞー!株をやる女子高生アイドルの誕生の瞬間だ。株をやるロック歌手の俺でも驚いたのだから、集まった報道陣の驚きようといったら半端ではなかっただろう。その報道陣の続いての質問は「何故株に興味を持ったのか?」だった。それに彼女はこう答えたという。
 「テレビでサンプラザ中野が株についてしゃべっていたのを見て」
 偉い。偉いぞ、佐藤さん!よく言ってくれた。ありがとう。

 ひょんなことから株を始めて早5年。いまだに儲けの出ていない俺だ。しかし松本大CEOと出会って4年。「個人投資家が増えると日本が良くなる」という松本CEOの言葉に感銘を受け、それを広めるべく東奔西走。ついに一つの芽が地上に顔を出してくれた。その名は佐藤千亜妃。ありがたい。俺は微力ながら日本をちょっと良くしたのかもしれない。そんな喜びを今感じている。

 晴れてデビューした後の佐藤さんの一言で、どれだけの若者が株に目覚めるのだろうか。想像しただけでわくわくする。個人投資家が増えるということは、株が民主化されるということ。株が民主化されるということは経済が民主化されるということ。それは国が民主化されるということ、と俺は考える。第二の自由民権運動なのだ。などと大仰に考えたりもしている。

 最近少年マ○ジンで株の漫画も始まった。中学生が株を始めるという漫画だ。スポコン漫画=スポーツ根性漫画ではなく、ストコン=ストック根性漫画らしい。立ち読みしただけなのだ。すまん。

 どんどん裾野が広がっていく。俺も勉強しなくては。株ロッカーの名がすたる。