サンプラザ中野だー!
今年は初詣客が増えたとのことだ。俺が読んだ記事では、正月の三が日に全国で8622万人も繰り出したらしい。ちょっと待て、いくらなんでも多過ぎないか?日本の人口の三分の二に近いぞ。これは行ける人が全員行ったということか?俺は行っていないんだけど。

実は、今年いよいよ俺の厄年があける。後厄が終わるのだ。詳しい人に聞くと節分が変わり目なのだそうだ。つまり「1960年の節分」から「1961年の節分の前の日」の間に生まれた男子諸君の厄が「2003年の節分前」で終わるのだ。で、俺はこの節分の前に神社に行こうと決めている。

俺が参ろうと思っている神社。それは早稲田の穴八幡だ。金運の良くなる御札を分けていただける(売ってくれる)神様なのだ。

この名前に聞き覚えのある読者もいるだろう。実は去年も書いた。去年は貼ってから書いた。読者から「来年は、貼る前に書いてくれ」と注文された。
で、この御札を大晦日か節分の夜12時に部屋の壁に貼る。貼る方角が毎年指定される。よって、方位磁石と御札を手にNTTの時報を聴きながら椅子の上で新しい一年を迎えるのである。日本中で何万人かはこれをやっている。笑ってはいけない。この作業を毎年繰り返すだけで、大金持ちになった音楽業界の大物がいるのだ。もちろんその間仕事はきちんとしていた事は言うまでもない。
厄には前と本と後がある。都合3年間である。つまり今回の俺の厄は2000年の節分あたりからこの節分までの3年間ということだ。俺が株を始めたのは1999年の秋。ネットでの取引手数料の自由化を契機にである。インターネット系雑誌の連載を依頼されたからだ。俺の株取引の模様を、日記風に連載しようということだったのだ。はじめの数ヶ月は、某証券会社の売買シミュレーション・サイトで学んだ。実際の売買を始めたのは2000年初頭だったと思う。

くどくどと書いてすまん。言いたいことは、ただひとつ。
俺の今までの負けは、厄年の影響だったんだー!今年からは勝ち続けるに違いないのだー!!ということなのである。言うなれば勝利宣言だ。

大きなミスもした、無茶な売買もやった。荒っぽい値動きの株がたまらなく好きだ。でも、それもこれも今年からは変わるのだ。俺のミラクルを見せてやる!
2003年初春、のちに「21世紀最大の相場師」と呼ばれる男が東京にいた。今年もよろしくお付き合いのほどお願いします、ね。

サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出てきた「爆風スランプ」で活躍。現在はパッパラー河合と共に「スーパースランプ」として活動中。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/